【注意！】相続税はサラリーマンでも発生することはあります！
相続税は資産家だけに掛かる税でしょ・・・
うちはサラリーマン家系だから関係ない・・・
このような考え方は危険です！
確かに相続税はほとんど資産家に掛かっていた時代もありました。
しかし2015年に法改正があり、今や誰に発生してもおかしくない税になりました。
平均的に基礎控除は4割ほど少なくなったため、法改正前と比較すると4割程財産が少なくても増族税が発生する可能性があります。
そのため相続が発生しても「自分に相続税は関係ない」と考えていると、未納のリスクが伴います。
今回はサラリーマンをされていた方の相続が発生し相続税が発生したケースを紹介します。
相続のご状況
Aさんのお父様（袋井市在住）の相続が発生しました。
お母様は既に亡くなっていため相続人はAさんを含む子供2人でした。
Aさんのお父様は生前大手自動車メーカーでサラリーマンとして勤務されていました。
Aさんは当初、相続税は資産家に掛かる税でサラリーマンには相続税がかからないと思われていました。
相続財産は下記の通りでした。
自宅：賃貸のためなし
預貯金：1,750万円
有価証券：6,870万円
生命保険：4,050万円（課税は3,050万円分）
個人年金：2,580万円
合計：1億4,200万円
ご相談内容
遺言書に大まかな財産しか書いてなかったため、相続税やお寺の費用等を差し引いてきちんと分けたい。
解決方法
2人に同額の生命保険金が渡るように契約をしていても相続発生時に様々な費用がかかるので、平等に分割することは非常に難しいです。
これを実現するために永代供養やお寺のお金等を差し引いて、現金を代償分割することで平等に財産が渡るようにしました。
今回のケースのように、真面目にサラリーマンとして働かれていた方の相続でも相続税が発生するというケースが増えてきています。
相続が発生したらまずは専門家にご相談ください。
相続税の無料相談について
当センターでは相続税の無料相談を実施しています。
無料相談では小規模宅地等の特例以外にも相続に関することなら何でも相続専門の税理士が対応いたします。
袋井市、掛川市、磐田市を中心に静岡県全域からたくさんのご相談をいただいています。
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