自分で相続税申告をしたい方!注意が必要です!
状況
「相続税がかかりそうです。自分で申告書を作成したいのですが、、、」と言う質問がありました。
- 50代のご夫婦が相談にみえました。「お父さんが亡くなりましたが、どうやら相続税がかかりそうです。自分で申告書を作成してみたいので教えて下さい。」とのことです。
相談内容
- 預金の残高証明の取得、有価証券の評価の仕方、土地の評価の仕方、債務控除の考え方、葬儀費用の控除の注意事項等をお教えしました。
- 2週間後にまたお二人でおみえになりました。「土地の評価はこれで良いですか?」とのことですので、「路線価図のここを見て戴いて、またここは“貸家建付地”の評価になりますので、このような式で計算して・・・」とお教えさせて戴きました。
- 1か月後にまたおみえになり「済みませんが、そちらで相続税申告書を作って戴けますでしょうか?」とのことでした。
結果
- ご自身で申告書を書くことは不可能ではありませんが、かなりなハードワークであることは間違いありません。そして、財産の正しい評価をすることは極めて難しいことですので、過大評価をして相続税を納めすぎたり、過少評価をして修正申告せざるを得なくなったり・・・と言うことになる可能性が大です。
- やはり専門家にお任せする方が宜しいかと思います。